アニメの印象を決定づけるOP・ED楽曲。『とある科学の超電磁砲』では、その音楽がシリーズの魅力を象徴する存在となってきました。特にOPテーマを一貫して担当してきたのが、音楽ユニット「fripSide」。
この記事では、レールガンとfripSideの強い結びつき、歴代楽曲の魅力、そして第4期への期待について解説します。
📀 歴代主題歌一覧
■ オープニングテーマ(OP)
- only my railgun(第1期・前期)… fripSideの代表曲。アニソン賞多数受賞。
- LEVEL5 -judgelight-(第1期・後期)
- future gazer(OVA)… Mステランキング6位・オリコン週間4位。
- sister’s noise(第2期・前期)
- eternal reality(第2期・後期)… 作曲に小室哲哉も参加。
- final phase(第3期・前期)
- dual existence(第3期・後期)
■ エンディングテーマ(ED)
- Dear My Friend -まだ見ぬ未来へ-(第1期・前期)… 歌:ELISA
- SMILE -You&Me-(第1期・第12話)
- Real Force(第1期・後期)
- Special “ONE”(OVA)
- Grow Slowly(第2期・前期)… 歌:井口裕香
- リンクス(第2期・後期)… 歌:三澤紗千香
- nameless story(第3期・前期)… 歌:岸田教団&THE明星ロケッツ
- 青嵐のあとで(第3期・後期)… 歌:sajou no hana
■ 挿入歌(一部)
- stand still(第2期 第11・14話)… 歌:井口裕香
- インフィニア(第2期 第23話)… 歌:三澤紗千香
- ここにいたい(第3期 第15話)… 歌:sajou no hana
🎤 fripSideとは?
2002年に八木沼悟志を中心に結成された音楽ユニット。
2009年に南條愛乃が2代目ボーカルとして加入し、「only my railgun」で再デビュー。その後、『とある科学の超電磁砲』シリーズの全OPテーマを担当。
🔹 現在のメンバー(第3期)
- 八木沼悟志(作曲・編曲・プロデュース)
- 上杉真央(3代目ボーカル)
- 阿部寿世(3代目ボーカル)
🔹 音楽性の特徴
- 疾走感のあるエレクトロニカ、シンセ主導の近未来サウンド
- 「友情」「闘志」「自己実現」など青春的テーマの歌詞
- ライブでは映像・レーザー演出も重視
⚡ fripSide×超電磁砲──切っても切れない関係
1. 全シリーズのOPテーマを独占
シリーズの第1期〜第3期、OVAすべてのOPをfripSideが担当。これだけ一貫してOPを同一アーティストが務める例は、アニメ業界でも極めて珍しい存在です。
2. 音と物語の融合
fripSideの楽曲は、科学と能力の交錯する「レールガン」の世界観に完全にマッチ。
特に「only my railgun」は、御坂美琴のビリビリな能力や強い意志を象徴する1曲として、シリーズファンに深く刻まれました。
3. 文化的インパクト
- 「only my railgun」はアニソン史の金字塔。15周年記念で2024年に新録版も登場。
- 楽曲は音楽ゲームやライブイベントでも人気。
- X(旧Twitter)では「レールガンといえばfripSide」の声が今も多く見られます。
🔮 第4期への期待
2025年2月に第4期制作が発表され、OPテーマへの注目が再燃。
公式発表は未だですが、fripSideの続投が有力と見られており、SNSでは「fripSideじゃなきゃレールガンじゃない」との声も。
ただ筆者としては──
個人的な願望を言えば…
やっぱりfripSideは「南條さんの声」で聴きたい!
彼女の歌声こそが、レールガンの物語を音楽で語ってくれていた気がするのです。
🎵 楽曲の視聴・購入方法
- Spotify/Apple Music/Amazon Musicなどで配信中
- CD・DL販売:Amazon、楽天、Aniplex公式、NBCユニバーサル公式など
- MVはYouTube公式チャンネル(例:NBCユニバーサル)で一部視聴可能
シリーズを象徴する音楽──それは単なるBGMではなく、作品世界そのものです。
fripSideの音楽と共に歩んだ『とある科学の超電磁砲』。第4期でも、その“音の物語”がどんな形で続いていくのか、今から楽しみでなりません。
コメント