【スピンオフの頂点へ】『とある科学の超電磁砲』が愛され続ける理由

とある科学の超電磁砲(レールガン)』は、人気ライトノベル『とある魔術の禁書目録』のスピンオフとして誕生した作品です。正式タイトルは、『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲』

原作は鎌池和馬、作画は冬川基、キャラクターデザインは灰村キヨタカが手掛けています。

2007年から連載がスタートし、2025年6月26日(火)には最新第20巻が発売予定。累計発行部数は680万部を突破し、アニメ第4期の制作も発表されるなど、今もなお注目度は衰えません。

スピンオフがスピンオフを生む人気ぶり

スピンオフとして始まった『レールガン』ですが、その人気の高さから2017年には、『とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ』というさらなる派生作品まで誕生しました。
まさに「外伝から外伝が生まれる」という異例の展開が、レールガンのポテンシャルを物語っています。

物語の舞台は“超能力開発都市”

舞台となるのは「学園都市」。人口230万人のうち8割が学生という特殊な都市では、学生全員を対象とした超能力開発が行われています。

学生は能力に応じて6段階のレベル(0〜5)に分類され、レベル5はわずか7人しかいない最上位。
その中でも主人公・御坂美琴は、第三位に位置する実力者です。

“この都市(まち)を守りたい”彼女の願い

美琴は、常盤台中学に通う2年生。
身の回りで起きる小さなトラブルを追ううちに、学園都市の裏側=「闇」に直面していきます。

仲間たちとの個性豊かな友情や、信念を貫く姿勢も、本作の大きな魅力。
「退屈しないこの都市(まち)を守りたい」――その想いが、レールガンの物語の軸となっています。

この記事は、「とある科学の超電磁砲」シリーズ紹介の第1回です。全6回予定で、毎週金・日曜日に更新していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました